明治美術学会

近代画説

『近代画説 20 』目次
  タイトル 稿   者
【第20号記念論考】 油絵初学 明治10年前後−私的近況報告 青木 茂
視覚型と触覚型 歌田 眞介
台湾戦争図再々考 木下直之
藤島武二研究拾遺
  −「天平時代」および「東洋」の表現について
児島 薫
一九三〇年代東京の展示空間とモダニズム
  −ギャラリー「ブリュッケ」について
五十殿 利治
藤田嗣治(レオナール・フジタ)と日本画
  −あるいは自画像の深層
古田 亮
【公募論文】 公募論文審査について 岩切 信一郎
藤岡作太郎と『古画備考』
  −明治期における江戸の書画情報の受容−
村角 紀子
太平洋を渡る石膏像
  −ボストン美術館から東京美術学校への輸送記録−
荒木 慎也
柴田是真の漆工作品における「素彫」の意義 高尾 曜
鏑木清方と《曲亭馬琴》
  第一回文部省美術展覧会の落選画に関する一考察
篠原 聰
【資料研究】 新出の五姓田義松関係資料について−肖像・風景・実像− 角田 拓朗
【研究発表〈要約〉】 ルパシカを纏う人たち−大正から昭和初期の芸術家像 喜夛 孝臣
日本製プロパガンダ・ポスターに関する調査研究について
  −中野区立歴史民俗資料館所蔵「須藤文吉文庫」を中心として−
田島 奈都子
私立女子美術学校・女子美術学校(1900-1929)における洋画教育 山田 直子
『幼学綱要』挿画成立事情考
  −楓湖・芳柳(二世)・芳年との関わりをめぐって−
杉江 京子
高島北海と下関市立美術館 岡本 正康
狩野芳崖筆、明治十年代の寿老人図について
  −道釈人物画における雪舟学習と応用−
関根 佳織
黒田清輝の《昔語り》におけるフランス美術の影響 植田 彩芳子
【講演採録】 チャールズ・ワーグマン再考〔明治美術学会において発表〕 ジョン・クラーク
編集後記 丹尾 安典
明治美術学会 会員業績録 2010年4月1日~2011年3月31日
※書誌情報※ 近 代 画 説 20  明治美術学会誌 2011
ISSN 1343-7445