明治美術学会

研究会

2002年度活動報告

12月14日(土)総会  於・早稲田大学文学部
岩間真知子  「帝展改組と京都画壇 ―関雪宛書簡から―」
鈴木まどか  「近代日本美術とエジプト趣味―司馬江漢から藤島武二まで―」
大谷芳久  「藤牧義夫版画の別摺りをめぐって」

10月19日(土)例会  於・町田市立国際版画美術館
青木 茂  「石版遺事―中国の石版画をめぐって―」
塚原 晃  「写真と石版画」
園山晴巳  「技法からみた明治の石版画」
○展覧会見学「描かれた明治ニッポン~石版画[リトグラフ]の時代~」

7月5日(金) 極東ロシア美術国際シンポジウム「極東ロシアから日本へ、世界へ―1920年代美術の国際交流」後援
於・筑波大学大学会館
第一部:極東ロシアと日本におけるモダニズム
エレーナ・トルチンスカヤ  「極東ロシアのモダニズム:その本質と特性」
リュドミラ・コズロワ  「ロシア美術史の急進的傾向としての極東未来派の試み」
滝沢恭司  「日本の未来派美術―ブルリューク、パリモフ以前と以後」
司会:五十殿利治
第二部:極東ロシアから中央ロシアへ、欧米へ
アレクサンドラ・シャツキフ  「極東の芸術制作者」
ジョン・ボウルト  「ダヴィト・ブルリュークと日本」
ニコレッタ・ミスレル  「アヴァンギャルド以前のロシア美術におけるジャポニスム」
司会:望月哲男
統括討議:モダニズムの国際性
パネリスト:沼野充義、アレクサンドラ・シャツキフ、エレーナ・トルチンスカヤ
司会:水沢勉

5月11日(土)例会  於・東京藝術大学美術学部
岡戸敏幸  「〈影〉になること-十九世紀日本の身体感覚と肖像表現-」
福田徳樹  「東京芸術大学西洋画科自画像について」
○展覧会見学「〈洋画〉の青春群像-西洋画科・油画科の卒業制作と自画像」展
(東京藝術大学大学美術館)